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理容と美容の違い

  • 執筆者の写真: Nao Sasaki
    Nao Sasaki
  • 10月20日
  • 読了時間: 3分

もともと日本では、男女ともに着物を着て、

髪を結う文化がありました。

そのころは「髪結い」といって、理容とも美容とも隔たりはありませんでした。


しかし江戸時代になり、いわゆる「ちょんまげ」が出てきたときに、

床の間で髪を剃り、髷を結ったことから、「床屋」というものが広まりました。


※もともと西洋では、理容師はカットやシェービングだけでなく、歯の治療や傷の手当など、刃物を使った外科的な医療も行っていました。

そのため、理容室のサインポールは動脈の赤、静脈の青、包帯の白、の3色になっています。


そこから時代の流れとともに、

女性の髪を結って、化粧を施し、美しくする=美容

男性の髪を切り、髭を剃って清潔に整える=理容

と役割が分かれてきました。


最近では、男性も美容室に来店することが多く、

その境界線はさらにぼやけてきていますが、

絶対に揺るがない違いというのが、

「剃刀が使えるかどうか」です。


最近メンズの間で流行りのフェードカットですが、

あれも本来は襟足やもみあげを剃刀で仕上げます。

床屋さんが得意としてきたスタイルです。

美容室でも再現することはできますが、電気シェーバーを使用します。


顔剃りは、理容室の専売特許。

他のどんな国家資格でも顔そりは許されていません。

美容室で襟などを剃るときは、産毛トリマーを使います。

こんな感じで、2つの資格には明確な1つの違いがあります。


ダブルライセンスを取った今思うことは、

両方一緒にしちゃえばいいのに・・・・です。

利権やらなんやら大人の事情はあるのでしょうが、

利用するお客様の立場から言えば、両方同じお店でできるほうが良いに決まってますし、

美容師の立場から言えば、髪に関する知識や技術はほとんど同じものですし、

技術の幅も広がる。できることが増える。知見が広がる。提案が増える。

ほら。いいことしかないじゃないか。


メンズ向けのヘアサロン、若い子向けのヘアサロン、マダム向け、おじさま向け・・・

サロンの年齢層や雰囲気だけに変化をつけて、

ぜーーーんぶ「ヘアサロン」でいいのになって、思います。


美容学校の先生曰く、この議論は30年以上前からされていますが、何の進展もないそうです。


色々書いてきましたが、当店TAKE A Napでは、(女性に限り)理容も美容も叶います。

より綺麗になりたい方は、佐々木までご相談ください(^^)


本日はプチ雑学の日でした。

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