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歩くのが遅い人

執筆者の写真: Nao Sasaki
Nao Sasaki
1 日前
読了時間: 2分

電車で通勤していると

混雑でぎゅうぎゅうだったり

ぶつかったりぶつかられたり

どうしても心穏やかではいられないものです。


特に帰宅時は一刻も早くお家に帰りたいので

足取りもせかせかしていまいます。


最寄り駅で電車を降りてから

人の波の中で最短ルートを見つけ出し

ささっと早足で駆け抜ける。


そんな時、つい、ちょっとイライラさせられてしまう、

歩くのが遅い人。

邪魔だなぁ。遅いなぁ。どいてくれないかな。なんて思ってしまう。

とても性格の悪い私。


そんなある日、テレビであるドキュメンタリーを見ました。

内容なんて何にも覚えていないけど、

あるシーンだけ強烈に覚えていて。

耳に障害のある若い女の子のインタビューでした。


「私のように耳に障害があっても、見た目ではわからない。でも、耳が聞こえないと、人混みを歩いていて、音で人を感知できなくて、ぶつかってしまう事がある。睨みつけられたりする。私は、歩くのが遅かったり、ふらふら歩いている人がいても、(どこか痛いのかな。)とか、(見えない障害があるのかな。)って思うだけで、決してイライラしたりしない。

その人の事、何にも知らないのに、むやみにイライラしない。」


私はこのインタビューを聞いて、わぁーーーーーーーーーーって思いました。

昨日までの自分が恥ずかしい。


目の前にゆっくり歩いている人は、どこか痛いのかもしれない。

もしかしたら脳梗塞とかで、後遺症がある方なのかもしれない。

電車で居合わせた服が汚れたおじさんは、朝早くから肉体労働を頑張った後かもしれない。

イライラして嫌な感じのあいつは、辛いことがあったのかもしれない。

私の肩にぶつかって走っていったあの人は、トイレが限界なのかもしれない。


私に足りないものは、思いやりと想像力でした。


こんな事、誰かに言われなくてもわかってろ、という感じなのですが、

分からなくなっていました。反省。


これからは、ん?と思う場面に出くわしても、すぐにイライラせず、

その背景を想像できるように訓練していこうと思います。


なんでも、悪い方に考えちゃダメですよね。




目指せ、穏やかで優しいババア!





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