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好きなことを仕事に

  • 執筆者の写真: Nao Sasaki
    Nao Sasaki
  • 3月26日
  • 読了時間: 3分

「好きな事が仕事になるっていいわね~」

と言われ続けて18年。


「手に職があっていいわね~」

という類似フレーズも。


これを言われると、正直少しう~ん・・・と思ってしまいます。

というのも、国家資格を取るのも、技術を身に着けるのも、

私にとってはものすごく大変な事だったからです。


美(理)容師になるには、国家試験に合格しなければなりません。

専門学校に通わないと試験を受けることができないので、

全員が美(理)容専門学校に入学します。

私は働きながら資格取得を目指し、通信制を選びました。


国家試験合格のための技術と、サロンで必要とされる技術は、

全くと言っていいほど違うのです。

つまり、練習しなければならないことが、単純に2倍になるということです。

しかしながら、時間は限られている。

厳しいお店だったので、営業中に国家試験の練習なんてさせてもらえない。

しんどかったんでしょう。この頃どうやって時間を作っていたか、全く覚えておりません。

しかしながら自分でお金を出しているので、試験に落ちるわけにもいかない。


なんとか合格はしましたが、美容専門学校は、思っていたよりかなりハードでした。


その後も紆余曲折あり、結婚も引っ越しもして、

生活も落ち着いたころ。

ずっと興味のあったレディースシェービング。

シェービング技術は理容師免許がないとできないのと、

美容師として働いていては専門学校にも通うことができなかったので、諦めていました。

しかし、当時通っていたシェービングサロンで、

法改正がされて、美容師として働きながらでも理容師免許が取れるようになったと教えてもらい、嬉しくなってしまい、即、出願。


10代でも大変だったことが、30代ではどれだけ大変か。

しかも今度はスタイリストとして働きながらの通学。

まぁー覚えが悪いこと。

学校にいる時間はひたすら手を動かしました。

学校に行くのは憂鬱で、毎回自分の不甲斐なさに落ち込んで帰ってくる。

きゃぴきゃぴ18歳のクラスメイト達。

練習もせずスマホばっか見てる。仲良くなれない。

辛い。辛すぎる。不登校になりそう。

それでも長年の夢を叶えるために歯を食いしばって理容師免許を取りました。



こんな事書いていたら書ききれないくらい、辛いこと、しんどいことが沢山ありました。

泣きながら美容師辞めたいって大声で訴えたことも3回くらいあります。


私はどちらかというと、センスなんかじゃなく、

練習と努力と忍耐で美容師(そして理容師)になったタイプなので、

「好きなことを仕事にしている」「いいな〜」と一言で済まされてしまうのはどうにも納得いかないのです。


隣の芝生は青く見えるんでしょうね。分かってます。

でも、ものすごく努力してきたことに対して、「いいな~」は、

ちょっと、なんというか、うう~ん。何と言っていいのか。

適した言葉が見つかりません。

わたしの語彙力の限界です。


何が言いたいかというと、

華やかに見えるお仕事をしている人も、

見えない努力が必ず存在していることを忘れて欲しくないのです。

単純に見える仕事だって、見えないところでいろんな仕事をしている。

他人にはわからない、難しい部分があるってことを、忘れて欲しくない。


だから、いいな~で済ませるのではなく、お互いの仕事を理解しようとして、尊敬しあおうよ!って思うのです。

それがたとえ、お給料の発生しない「家事」や「育児」であっても、です。


なんだか切れの悪い投稿になってしまいましたが、

どんな仕事も、当たり前にできるようになるまでは、しんどいんだぜってことを言いたかっただけです。

拙い文章を最期まで読んでいただいてありがとうございました。







 
 
 

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