大好きなばぁちゃん
私が生まれた時、実家は大家族でした。
曾祖母、父方の祖父と祖母、両親、兄、姉、わたし。
8人家族が一軒家に住んでおりました。
昔ながらの農家の家庭で、平べったくてでっかいお家に住んでいました。
末っ子の私は、みんなに愛され(自称)、可愛がられ(自称)、
大切に育てられました(自称)。
特に祖母のことが大好きで、一緒に草取りをしたり、収穫のお手伝いをしたり、
よくくっついて歩いていました。
3人兄妹なのもあり、母だけでは手が足りず、祖母も子育てに参加してくれることが多かったんだと思います。
十数年前に祖父が亡くなってから結婚するまでは、祖母の部屋で一緒に寝たり、
大人になってからも、ばぁちゃん大好きっ子でした。
そんな祖母も95歳。しっかりとおばぁちゃんになりました。
まだまだしっかりしてくれていて、掃除や洗濯、トイレやお風呂も一人でできます。
耳も聞こえるし、視力もいい。
ちょっと腰が曲がってきたかな、ってくらいです。
数年前に怪我と体調不良が重なり、要介護認定を受けて、デイサービスに通うようになりましたが、私はちょっと不安でした。
頭もはっきりしていて、なんでもできる祖母。
人に世話を焼かれて、うっとおしく感じるんじゃないか。
入浴介助をされたら、恥ずかしいと嫌がるんじゃないか。
デイサービスに行くのを拒絶するんじゃないか。
でも初めてのデイサービスから帰ってきた祖母の感想は、
「天国みたいなところだった!
おやつ出してくれて、ご飯出してくれて、
お風呂なんて立ってるだけで体ぜーんぶお股まで洗ってくれて、
王様になった気分だった!!がっはっは!!!」
でした。
あぁ、この人は、なんて柔軟な人なんだろう。
無駄なプライドもなく、穏やかで、朗らかで、
こんな年寄りだったら、みんなに可愛がってもらえるなって。
私も祖母みたいなおばあちゃんになれるように頑張ろうって、心から思いました。
先日、実家に帰った際に祖母に聞いてみました。
「どうしたらばぁちゃんみたいになれる?」と。
祖母の答えはこうでした。
「お金があれば、みんなに良くしてもらえるぞ。」
・・・思っていたのとだいぶ違いましたが、
祖母の言葉を胸に、今日もお仕事頑張ろうと思います。
なかなかくだらない内容になってしまいましたが、
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



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